私も含め、仕事のやり方やIT機器の操作手順が “まどろっこしい” 中高年は少なくありません。
新しいことを覚えるより、今の操作方法に少しでも慣れて、操作速度を上げることで作業時間を短縮
してきた世代なのです。
なので、新入社員、また若年層の方から見たら、“マジか?!、ヤバっ♪” って声出ちゃうかもです。
そんな場面を見てしまったとき、皆さんならどうしますか?
見なかったことにしてスルーということもありますが、管理職の仕事の効率を上げることもチームや
会社にとって非常に大切な事なので、ぜひ皆さんのお知恵やアドバイスをいただければと思います。
で、その際にはぜひ、あなたの能力を認めてもらうようなコミュニケーション手法を使いましょう。
以下に、2通りのコミュニケーションの取り方を置いてみました。
Aさん、Bさんの違いが何かわかりますか?
Aさん「〇〇課長、資料の作成は大変そうですね。」
課 長「うん、各支店からデータが届くんだけど、いちいち入力し直さなきゃだから手間かかるんだ」
Aさん「それは大変ですね!課長、今の入力操作が少しでも減って楽になると良いですよね?
例えば、こんな方法を使ってみるのはどうでしょうか?
このやり方なら、いちいち入力しなくても済むのでだいぶ楽になるのではないでしょうか♪」
Bさん「〇〇課長、資料の作成はすごく時間がかかるんですね。」
課 長「うん、各支店からデータが届くんだけど、いちいち入力し直さなきゃだから手間かかるんだ」
Bさん「えー?!いちいち入力し直してるんですか?それじゃ時間ばっかりかかっちゃいますよ。
このやり方なら一発ですよ。どうですか?速いですよね?」
皆さんはAさんタイプですか?それともBさんタイプですか?
同じような結果を得られるとしても、課長が受け取る印象は全く異なります。
この、「課題の定義」や「提案のポイント」の違いがわかるといろいろな場面で活かせると思います。