3月は「異動」や「転勤」、また「退職」など、会社の仲間やお取引先様と「お別れ」することの多い時期です。
今までお世話になった方々へのご挨拶は本当に大切です。
会社によっては異動時のルールを細かく定めているケースもありますが、できれば短い時間でも構わないのでお会い
して、または最低でも電話を一本入れられて、簡潔に丁寧にご挨拶されることをお勧めします。
一方、お相手が遠方にいらっしゃる、外回りで電話に出ていただくのが難しいなど、メールでしかご挨拶できない
場合もあるかと思います。
その場合はお相手の方それぞれに向けたご挨拶をしましょう。
お相手の方との記憶に残る出来事などを簡潔に添えてお伝えすると、お相手の方も「そうそう、そんなこともあった
なぁ」と、あなたとのことを改めて思い出していただけます。将来、再びお世話になるようなときでもスムーズな
コミュニケーションにつながると思います。
なお、あなたが営業担当者であれば、同報メール(bcc)でのご挨拶はお勧めしません。
同じような文面を何度も作成するのは確かに大変な事ですが、定型のご挨拶を使いつつも、お相手に合わせたひと言を
そえる余裕と心配りが欲しいものです。
お相手の方に、“またあなたと一緒にお仕事をしたい” と思っていただける「お別れ」を迎えられると良いですね。