すごい組織

メジャーリーグのワールドシリーズ第3戦は、2試合分に相当する18回の攻防でようやく決着
がついた、まさに「死闘」と呼べる試合でした。

延長戦に入ってからは、ドジャース、ブルージェイズ両軍ともに決め手に欠ける試合展開で、
大谷選手に至っては4打席連続申告敬遠と勝負すらさせてもらえず、球場にかけつけた観客も
少し間延びした感が強かったのですが、登板予定の投手を全て使い切ったドジャースが何と
17回の表から山本 由伸投手をブルペンに送り出してから、場内の空気が一気に変わりました。

山本投手と言えば、2日前の試合で9回完投勝利をあげたばかりの投手であり、まさかの采配
に選手も観客も驚きを隠せなかったものの、逆に「お前たちは山本にまで投げさせるのか?」
というロバーツ監督を始めとする首脳陣の【ゲキ】であったのではないかと感じました。

試合は18回裏、3番打者フリーマンのサヨナラホームランで決着という劇的な幕切れでしたが、
ブルペンで、そしてベンチ前に戻ってきた山本投手と抱き合うドジャーズの選手や首脳陣を
見て、その気持ちがみんなにきちんと伝わっていたことを確信しました。

いやぁ、凄いチームです!!
組織として、まさに皆の気持ちが一つになった 瞬間でした。こういう組織は強いです。
管理職なら、“こういう組織を作りたい!” と思われたのではないでしょうか。
チームビルディングの一つのお手本として記憶にとどめておきたい、そんな場面でした♪

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