オフィス汽笛の近所には比較的大きな商店街があります。
お惣菜の有名なお店やちょっとおしゃれなパン屋さん、郵便局、酒屋、薬局、スーパーなど、わたしもよく利用しています。ですが、ここ数年、少しずつ足が遠のき始めています。
元々、日曜日にお店を閉めている店舗が多い、諸事情で閉店した店舗がそのまま、新しい出店も少ない等、少し不便になってしまい、生活用品の買い出しや外食には少し離れた大型スーパーに行くことが増えてしまいました。
でも本当は、大型店舗の垂直移動型の購買動線よりも、商店街の水平移動型の購買動線のほうが好きです。
季節感を感じながら、お店の店頭に並ぶものを品定めし、店員さんと談笑しながら、夫婦や家族で商店街をゆっくり散策しながら会話する時間って、 “生活している” 感じがしてとても好きです♪
春はのんびり花を愛でながら団子のつまみ食い、夏は汗をかきながら店頭のかき氷でのどを潤し、秋は木枯らしに吹かれながら焼き芋をほおばり、冬は冷たい風に震えながらおでんの具を選ぶ・・・。あれ、食べることばっかりになってますね^^;
さて、中小企業庁のホームページにて「令和3年度商店街実態調査」が発表されています。
https://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/2022/220408shoutengai.htm
アンケート結果やデータを見る限り、商店街が抱える課題は明確である一方、その原因が解決しずらい点であることが状況改善の足かせになっているようです。確かに後継者問題、廃業後の転居、魅力ある店舗構成等、もし自分が商店主だったら悩ましい問題ばかりです。
しかし、郊外型の大型店舗に行けない高齢者(買い物難民)にとってのライフラインでもある商店街には、何が何でも絶対に頑張ってほしいと願っています。
まさに 地域住民による “生活の場づくり” です。
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