『なくて七癖(ななくせ)』ということわざがあります。
「いかにも癖(くせ)がないように見える人でも、子細に観察すれば、七つぐらいの癖はすぐに見つけられることをいう」(※)という意味だそうですが、あなたはいかがでしょうか?
この癖というのは意外と厄介なもので、営業職の方にとって致命傷となる時が少なくありません。
商談相手をイラっとさせてしまっている場面を見かけることもありますし、あなたも商談中に相手の機嫌が徐々に悪くなってしまい、“私、何か変なこと言ったかなぁ?” と思ったことがあるかもしれませんね。
「あ、は~い、はいはい~」(生返事)
⇒この癖、よく見かけますね。
「最近、他のお客様からも(笑)同じようなお話を(笑)伺うことが(笑)多いんですよ(笑)」(話の途中で笑う)
⇒何かおかしいですか?
「こちらは・・・、この春に・・・、取り扱い始めた・・・、商品で・・・」(下を向いて話す)
⇒あのぉ、何言ってるか聞こえないんですけど・・・。
(目線があっちこっち)
⇒私の後ろに何か見えるの?怖いんですけどぉ・・・。
「はいはい、あ、その件ですね!それは・・・です!あ、はいはい!あ、わかりますぅ」(食い気味なトーク)
⇒人の話、ちゃんと聞けやぁ!
“自分がされると嫌なことは相手も嫌” であると考えれば想像できて気を付けられるものです。
ただ、自分で気づけないこともあるので、一度上司や同僚に聞いてみるのも良いかもしれませんね。
(※)出典:情報・知識&オピニオン Imidas