自分の仕事に興味や関心を持ってくれることに対して、人はよほどの事情が無い限り肯定的になります。むしろ “嬉しい”といった気持ちを持つことのほうが多いかもしれませんね。その感情ってどこからくるのでしょうか?
それは、ある種のサプライズに対する興奮だと思います。
インスタで承認欲求を爆発させる人は一旦横に置いておくとして、普段自分の仕事に興味や関心を持ってもらうために仕事をしていることはほぼありません。自分自身の納得感や満足感、また家族や会社に対する責任感が主な原動力となり、日々の仕事に取り組んでいます。
そんな日常において、自分が思ってもいなかった切り口で他の人が自分の仕事に興味や関心を持ってくれたり、中には自分の価値観に共感してくれたりすると、その驚きが喜びに変わり、自ずと笑顔になりますよね♪。
若い方にとってそのような環境を自ら作り出せると仕事がしやすくなりますね。誰でも笑顔で仕事ができるような関係でありたいと思っています。
でも「相手の仕事に興味や関心を持て」って急に言われても、どうしたら良いでしょうか?無理に興味があるふりをして発した言葉が、下手なお世辞と受け止められようものなら、それはそれで逆に気まずいですね。
まず 、“素直に驚くこと” を見つけてみましょう。
これって、〇〇業界一筋何十年とかいうベテランさんにはできないことです。いろいろなことが既に当たり前すぎて、もはや興味や関心を持てる状況にありません。
相手の方やお取引先様をよく観察すれば、様々なところに “へぇーっ!” が見つかるはずです。
“へぇーっ!” が見つからない場合でも “???” は見つかるはずです。それを素直に相手の方に話してみましょう。
きっと、“えっ?!” という表情と一緒に、今まで見せたことの無い表情を見せてくれるかもしれません ^^
大切なのは、驚ける心です。