この時期、新入社員と同じく、新人を迎える側の先輩社員にとってもなかなか大変な時期です。
OJTをはじめとしたコミュニケーションの場において、様々な気苦労をされていらっしゃるのでは
ないでしょうか。
それはジェネレーションギャップのあるベテラン社員の方々のみならず、新入社員と同じ20代の
若手社員にとっても同じことのようです。
コロナ禍での特異なコミュニケーションを何年にもわたって経験してきた彼らの世代は、我々が思う
以上に何かと敏感のようです。
“デジタル” なコミュニケーションに慣れているため、電源スイッチの入切のように切り替えの
タイミングが早く、ダラダラと続く会話や、締め切りの見えない作業等を苦手とします。
短い時間で結論や正解を求める志向が強いので、質問したことに納得できるような回答が得られ
ない時や、ミスすることに強いストレスを感じる傾向も強いようです。
また、“新人だからできなくて当たり前、気にすんな” など、励ましているつもりでも、「新人」と
いう言葉で一括りにされることを快く思わない人もいます。なかなか気を使いますね^^;
こういう傾向のある新入社員であっても、一定の程よい距離感を保ちながら、悩んだり困っている
ような素振りを見せる時には、“困ったことがあったら遠慮しないで声かけてくださいね” と、
いつでも向こうからアプローチできるような雰囲気だけは維持しましょう。
そして、「一緒に仕事をしよう」という職場の空気を作り、彼らに向き合ってあげてください。
何事も “過度” はNGです。よい “塩梅” が大切ですよ^^