見抜く、感じ取る

医療脱毛大手の倒産(負債総額125億円余、被害者9万人超)のニュースが流れています。
エステ業界における倒産事案としては過去最大規模になる見込みとのことですが、同社の会員の方々は
もちろんのこと、同社と取引をされていた各企業さんも大変な状況だと思います。

私も何度か取引先の倒産を経験したことがありますが、営業担当にとっては本当に辛い出来事です。
不可抗力によるものから、中には計画倒産まがいの行為をされたこともあります。
確実な債権回収のために様々な契約条項を取り付けていても、100%回収できなかったこともあります。

プレーヤーが多く競争が激化している市場で商売をされていらっしゃる営業担当の方にとっては “明日は
我が身” と気を揉んでいらっしゃるかもしれませんが、倒産に至る過程において必ず「予兆」があります。
その「予兆」をどのタイミングで掴めたか、そしてどのタイミングで手を打てたかによって、その後の
トラブルの大きさが全く変わってきます。

日頃お付き合いいただいているお取引先の、担当者の方との会話やお会いした際の表情などから感じる
ものもあります。
またデマである場合も考慮しつつになりますが、SNS上での書き込みなども参考になることがあります。

“何かを感じ取れるかどうか” 、とても大切なスキルです。

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