丁寧に「確認」、簡潔に「伝える」(前編)

入社されて早1か月半ほど経ちますが、社会人生活はいかがですか?
学生時代とは大きく異なる環境ゆえ、様々なことに戸惑う場面も多いかと思います。
人によって得手不得手もありますが、特に「伝える」ことに苦労されている新入社員の方が多いのでは
ないでしょうか?

「電話応対」を含め、既に新入社員研修で学ばれた方がほとんどだと思いますが、研修で学んだ内容とは
明らかに異なるレベルに対応できず、苦手意識を持ってしまった方もいらっしゃることでしょう。
予想以上の早口で、大切な情報が次から次へと飛んできても、自分の頭の中ではなかなかセーブできず、
電話が終わった時には「えーっと・・・・、何だったっけ・・・?」と。

「“ 伝える ” という作業は “ 確認 ” することから始まる」ということは理解されていると思います。
その “ 確認 ” の際、【いかに丁寧に確認できるか】が大切です。
そして、そのために大切なことは、「自分の聞き取れる速度でお相手に話してもらう」ことです。
そのためには、あなたがゆっくりとした速度で話を進めることです。

丁寧な挨拶から始まり、お相手の名前、伝える相手とその内容などについて復唱する際も、とにかく
丁寧に行うことです。
聞き取れなかったからといって、聞き直す際に焦って早口にならないように気をつけましょう。
相手が忙しなく話しかけたとしても、我慢してとにかく丁寧に、丁寧に、ゆっくりと。

徐々に、相手のペースが落ちてきたらチャンスです♪
周りからはたどたどしく見えたとしても、大切な情報を聞き逃してトラブルを起こすより、よっぽど格好
いい新人ですよ ^^
次回は、丁寧に聴き取った情報を、簡潔に「伝える」方法についてお話します。

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