明日にしましょ

仕事にミスはつきものです。
そのミスも、お相手や上司に連絡が取れる時間帯であればまだしも、夕食も終り、お風呂に入った辺りで「あっ!」
なんてこともありえます。
その瞬間から、もう他のことが考えられないくらいテンパってしまい、胃は痛くなるし、頭の中には上司やお客様の
困った顔がグルグルします。
「どうしよう・・・・・」と、途方に暮れて頭を抱えてしまいます。

トラブルを起こしてしまったとき、反省することはとても大切ですが、必要以上に悩むことは得策じゃありません。
特に、自分ひとりの力ではどうしようもできない時間帯に悩んだところで、事態は一切変わりません。
それよりも、【明日に向けた作戦】を立てましょう。

まず、ミスに気づいた段階ですぐに、あなたの上司にあたる方へ第一報を入れましょう。夜の時間帯にもよりますが、
基本的にはメールでの第一報になると思います。
※ただ、緊急を要するようなケースでは「とにかく電話」という選択肢もありえます。日頃のお客様への対応状況など
からも判断し、連絡方法を使い分けましょう。

メールの場合には明朝に、上司が正しく判断でき、対応策を考えられるような情報を丁寧に、かつ明瞭に記します。
そして朝一番で指示を仰ぐため、あなたから上司へ電話をかける旨も忘れずに書きましょう。
また、お客様へは自分の対応内容に不備があると思われる旨とそのお詫び、そして明日改めてご連絡を差し上げること
をメールでシンプルにお伝えします。明朝、上司の判断を仰いでからの対応になるかと思います。


一方、お客様に対してあなたがある程度の裁量権をお持ちの場合には、以下のポイントを押さえてメールを送ります。
①自分のミスの内容、起こしたトラブルの明細
 ⇒お客様にとってのお取引先にも影響があるような場合には、お客様が状況を把握され、それ以上のトラブル発生を
  回避されるためにも、あなたからの正確な情報提供は非常に大切です。
②明日の〇時に、どのような手段であなたからお客様に直接コンタクトできるか(電話、訪問、メール等)
 ⇒トラブル対応のために、場合によっては翌朝のあなたの予定を変更する可能性も出てきます。予定の変更が起きる
  可能性も考え、翌日にアポイントのあるお客様の電話番号をピックアップし、リスケの準備もしておきます。

ここまで来たら一度、明日のシミュレーションを紙に書き出して整理しておきます。それが済んだら、今日できることは
もうありません。
あなたは、今日やれることはやったのです。これ以上、後悔し悩んだところで何も生まれません。
そして明日に備えてしっかりと寝ましょう。明日は明日の風が吹く、Tomorrow is another dayです!

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